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昔のトマトは熟してから収穫すると、八百屋さんの店頭に並ぶ頃にはみんなグシャグシャに柔らかくなってしまいます。
なので青いうちに収穫して売られていました。熟す前に収穫しているので、当然美味しくありません。
そうした理由で昭和60年代に、熟してから収穫しても柔らかくなりにくい「桃太郎」という品種が登場し、あっと言う間に主流品種になりました。
大玉トマトはこの桃太郎と麗容、麗夏ばかりになってしまいましたが、その分、ミニトマト、ミディトマトの品種は豊富。
甘みの強いもの、酸味の強いもの、甘さと酸味のバランスのよいものなど自分に合ったトマトを選びましょう。
持ちがよいからとかためのトマトを選ぶ人も多いですが、大玉トマトは全体が真っ赤でよく熟れているものを選びましょう。まとめ買いしないで、その日食べる分だけ買うのもポイント。
・小ぶりのものは甘い、大きなものはジューシー。甘みが強いのは小ぶりのトマト、酸味と甘みのバランスがとれたジューシーなのは大きなトマト(2L・3Lクラス)。お好みで選びましょう。
・6月~9月に出回るトマトが美味しい。この時期は露地物の旬。それ以外の時期に出回っているハウス物に比べて味の濃さが違います。
とっても甘いミニトマト。お弁当に入れるミニトマトに最適。旬は2月上旬~5月下旬。人気があるのでいずれは周年栽培されて一年中出回ることになりそうです。
甘くてジューシー。お薦めのミニトマト。お弁当に入れるミニトマトに最適。旬は4月上旬~6月中旬。
とっても甘いけど、けっこう高価なミニトマト。まだあまり出回っていないけど、見かけたら買った方がいい。
旬は3月上旬~5月下旬
ちょっと高いけどその価値がある「アメーラ」。養液栽培って言ってやしがら培地で育てた甘いトマト。
いわゆるフルーツトマトでは一番人気。皮が柔らかい。旬は2月中旬~5月下旬。
ヘタの周辺にひび割れがあるものは、収穫末期に採れたもの。見た目が悪く値段が安いことがありますが、美味しいので積極的に選びましょう。
トマトを水に浮かべてみましょう。プカプカ浮かんでしまうトマトは、中が空洞化している、美味しくないトマト。八百屋の間では、こんなトマトを「ピーマントマト」って呼んでいます。沈むトマトはゼリー質が多い証拠。美味しいトマトです。
パックで買うミニトマトなどで、裂果といって皮が裂けてしまっている状態のものが入っていたら、そのパックは買わない方がいい。収穫前に余分な水分を吸いすぎていると裂果がおきます。そうなるともう美味しくありません。