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ねぎのルーツはロシア南西部、中国のモンゴル自治区周辺と言われています。
それが中国大陸へ渡り、南の地方に根づいたのが青ねぎ、北のほうへ行ったのが白ねぎ(長ねぎ)です。
日本でも天下分け目の「関が原」を境に、南側は青ねぎ、北側は白ねぎときれいに分かれていいます。
そして、青ねぎと白ねぎでは、食べ方が違います。
生で薬味として使うのが青ねぎ、煮たり焼いたりと火を通して食べるのが白ねぎ。これこそ食文化の違いですね。
青ねぎの代表格は、伝統品種の九条ねぎ。
白ねぎは千住群と加賀群に分かれます。
千住群のねぎはその名の通り「千住ねぎ」。
加賀群のねぎの代表格が有名な「下仁田ねぎ」です。
下仁田ねぎのほかにも「秋田太(あきたふと)」、「札幌太(さっぽろふと)」という品種もあり、どれも千住ねぎより太い品種です。
寒さの中で育つので上へ伸びることなく地中で横に膨らんでいくから太くなる。
これが鍋に最適なんです。
熱を通すと甘味が増すんですね。
柔らかくて美味しいねぎが買うのなら寒さが厳しい冬に買いましょう。
春先になるとトウ立ちして固くなったものが多くなります。
鮮度はそれほど重要ではありませんが、新鮮な方がいいですね。
鮮度のよいものは、身がしまっていて、葉先がきれい。
下仁田ねぎの霜にあたって葉先が枯れているものの方が美味しいので間違えないように。
■ 葉先がきれいなものが新鮮です。
■ 巻きが7~10枚くらいで、身がしまっているものが美味しい。
■ 茎が切ってあるのは選んではいけません。数日たつと、中の葉が伸びてしまって、
外側の葉とずれ、しまりが無くなってしまいます。
■ ねぎは寒い冬が美味しい。春先になるとトウがたって固くなってしまいます。