旬の野菜|小松菜

小松菜

小松菜


将軍も認めた美味しさ。江戸・東京を代表する野菜

江戸・小松川に鷹狩りに訪れた八代将軍吉宗が、そこで献上されて食べた菜っ葉の美味しさに感動して、「小松川の菜っ葉」で小松菜と名付けたと言われています。
まさに江戸・東京を代表する野菜です。

小松菜のもとはカブの茎立ちを改良したもの。
アブラナ科の仲間で一口に言ってツケナに分類されます。
東京では小松菜という名前で出ていますが、地方ではちがう名前で呼ばれています。
例えば、新潟の「めいけ菜」なども仲間です。

現在、在来種がほとんどなくなりF1改良された品種ばかりになっています。
在来種の頃は秋まきの冬採りでした。
寒さの中で育って霜があたった物が美味しくなるんです。
昔は冬のものを「小松菜」、春先3~4月の新小松菜を「うぐいす菜」と言って区別をしていました。
そして、それ以降は作ってもいいものができなかったので作りませんでした。
それがF1の改良によって周年栽培が可能となり一年中出回るようになりました。
F1の改良種といえども、秋まきの冬採りで日数をかけて生育したものが美味しいです。

美味しい物を選ぶには

寒い時期に出てくる茎が太いものが美味しい

今、一年中出回っている小松菜ですが、ほうれん草と一緒で寒い冬場のものが一番美味しいです。
また、ごくまれにF1品種ではない、伝統品種の小松菜がでることがありますが、やはり冬場に出回ります。

■軸が太いものを選びましょう!また、軸に横にひび割れが入っているものは
 伝統品種の可能性が高いので、これは絶対かいましょう!
■葉っぱが厚いものが美味いです!
■葉っぱの先が汚いものは霜でやられた露地物です、美味しいので積極的に買いましょう。

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