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日本には豆類がたくさんあります。一般的なものだけでも、えだまめ、そらまめ、インゲン、えんどう豆。
そして、えんどう豆の中にきぬさや、スナップエンドウ、グリーンピース。
豆本体を食べるもの、鞘ごと食べるものなど食べ方もいろいろです。
えだまめは、大豆の若採りのものです。
もともとは納豆や豆腐の原料となる大豆を作るために栽培していました。
大きく育つ前に若採りして食べたら美味しかったので、えだまめとして出荷するようになったのかもしれません。
なぜなら、えだまめとして食べるようになったよりも大豆として栽培していた歴史が長いからです。
原産地の中国では紀元前2000年頃から大豆が作られていたと言われています。
えだまめとして食べられるようになったのは17世紀末ごろになってからです。
そらまめは、世界で最古の野菜と言われるほど古い野菜です。
中央アジアまたは地中海沿岸が原産と言われています。
そらまめと言う名前の由来はさやが空に向かって上を向いて成るから。
中国料理で使われる豆板醤(とうばんじゃん)の原料はそらまめです。
インゲンの原産はメキシコや中央アメリカ。
日本には、江戸時代に中国から帰化した「隠元禅師(いんげんおしょう)」が伝えたことからインゲンの名前が付きました。
えんどう豆もまた歴史のある野菜。
ツタンカーメン王のピラミッドの中からも発見されたと言われています。
中近東や中央アジアが原産です。
品種は違いますが、えんどう豆の若い鞘を「きぬさや(さやえんどう)」と呼び、未熟な種子を「グリーンピース」と呼んでいます。
豆類も鮮度が重要な野菜です。輸送に日数がかかる遠くのものより、地元で採れたものを選びましょう。
そらまめは鞘に入っているものがいいです。鞘から出すとどんどん劣化が進んでいきます。
■ えだまめはさやの色がグリーンで、豆がほどほどにふくらんでいるものがいいです。
豆がパンパンに膨らんでいるのは育ちすぎ。
■ えだまめは1つのさやに3つ以上の豆が入っているものがいい。
さやに1つか2つしかはいっていないものは、いわゆるB級品です。
■ そらまめは鮮度が重要です!自分の住んでいる地元や近県で採れたものを選びましょう。
■ そらまめはむいてあるものではなく、さやごと買って茹でる寸前にむきましょう 。