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きのこ(菌茸類)を食用に用いた歴史はとてつもなく長いです。
それこそ人類発祥までさかのぼるのではないでしょうか。
すでに古代ローマ時代には様々なきのこ料理があったと言われています。
一口にきのこといっても、その種類は数えきれないほど。
一般的に出回っているものだけでも、「しいたけ」「えのき」「しめじ」「なめこ」「松茸」「ひらたけ」「エリンギ」などなど。
そして、たとえば「しめじ」の中にも、「本しめじ」「ぶなしめじ」といった種類があります。
それ以外にも「はたけしめじ」「ゆきれいたけ」のようになじみのうすいものもあり、上げていくときりがありません。
きのこは栽培方法によって大きく3つに分けられます。
「天然」「原木栽培」「菌床栽培」です。
「天然」は、山に自生しているもの。
天然物はほとんど市場に出回りません。3つの中で味・香りともだんぜん美味しいです。
次に美味しいのが「原木栽培」。
ナラやシイの木などに菌を植えつけるなどしてきのこを育てます。
「菌床栽培」は、木屑などをかためたものの中に菌糸を練り込んで、温度と湿度の整った部屋に置く栽培法。いわば工場生産です。
市場に出回るものでは「原木栽培」がコシや歯ごたえもよく、味もあります。
栽培に手間がたいへんかかる分、値段も高いですが、その価値はあります。
中国産の安いしいたけがたくさん輸入されています。
また、国内産も輸入物の安さに対抗するために菌床栽培で安いしいたけをたくさん作りはじめています。
肉厚で美味しい菌床椎茸もありますが、総じて原木物と菌床物では味に差が大きいです。
2006年に原木か菌床か栽培方法の表示が義務づけられましたが、それは品質の差があまりに大きいからです。
少々値段が高くても原木栽培のしいたけを選びましょう。
■ しいたけは、いしずきが付いているものを選びましょう。持ちが違います。
■ しいたけは肉厚のものが美味いです。
■ しいたけの傘の上の色の濃いものを選びましょう。