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冬場から早春にかけて美味しい葉物野菜は多いです。
春菊、ニラ、水菜といった葉物もこの時期が一番美味しいんです。
春菊というのは関東地方での呼び名。
関西では菊菜と呼ばれることも。
食用にしているのは日本や中国などアジアの一部。
今でもヨーロッパでは鑑賞用の植物です。
春菊は大葉種、中葉種、小葉種に分けられます。
大葉種の春菊は福岡、京都、大阪など西日本中心の限定生産品。
一般的な春菊は中葉種です。
小葉種は今はほとんどみかけません。
ニラは一つの株で3~4回収穫できますが、最初に採ったものが一番柔らかく美味しいです。
2回目3回目と進む事に細くかたくなります。
2下旬~3月頃に出回る一番切りの幅広のものを食べましょう。
水菜は京都が原産の京野菜。
京菜あるいは京水菜という別名もあります。
肥料を使わないで、水と土の力だけで作っていたので、水菜の名が付いたと言われています。美味しい時期は冬。
水菜と油揚げの煮付けは、京都の冬の代表的な「おばんざい」です。
冬場に出回る京都産の露地物はとても柔らかくて美味しいです。
最近はサラダ用に周年栽培していますが、冬以外にハウスで作られるものはかたいのでお薦めできません。
春菊、ニラ、水菜とも今、一年中栽培されてますがこれらは冬の野菜。
夏に作ったら、流通している間にとけてしまいます。そこで品種改良してかたくします。
ですから冬以外に出回るものはかたいんです。
柔らかくて美味しいものを食べたいなら、冬に買いましょう。
■ 春菊は葉っぱが太いもの(幅広)が美味しい。葉っぱが細いものは茎がかたい。
■ 袋詰めで売られている春菊ですが、袋の下から幅広の葉っぱがはみ出てきているものがいいもの。
柔らかいです。
■ ニラは幅広のものが柔らかくて美味しいです。
■ ニラは長さが短いもの(20cm~25cm)のものが美味しい。寒さにあたって上に伸びないんです。
■ 水菜は葉っぱの幅が広いものが柔らかい。
■ 水菜は白い茎(茎軟白部分)が真っ白いものが美味しい。ここが青くなっているのはかたいです。
■ 水菜は葉っぱの量が多いもの、伸びすぎているものはよくない。
袋から頭が出ているようなものは買ってはだめ。