旬の野菜|大根

大根

大根


伝統品種の大根を一度味わいましょう

中東、地中海沿岸が原産といわれている大根。
歴史も古く、古代エジプトですでに食べられていたという記録も残っています。
日本には弥生時代に伝わりました。
江戸時代には、板橋、練馬、浦和、三浦半島などで盛んに作られ、庶民に親しまれてきたようです。

以前は様々な地方で伝統品種が盛んに作られていましたが、現在は愛知県西春日井郡宮重村が原産の大根で、首の部分が青い「青首大根」をもとにしたF1品種ばかりになってしまいました。
この品種の特徴は、水分が多く、柔らかく、スが入らないこと。
全国どこでも作れます。
スーパーでふつうに見かけるのはこの「青首大根」です。

大根の持ち味は辛味。
煮たり炊いたりするとこの辛味が甘みに変わります。
大根おろしにしてもやはり甘みと辛味のバランスがいいものが美味いですね。
しかしF1種の青首大根は、そうじて辛味が薄いものが多いです。
対して、東京の「練馬大根」、神奈川の「三浦大根」、鹿児島の「桜島大根」、京都の「聖護院大根」を筆頭にする伝統品種は、辛かったり、かたかったりと扱いづらいのですが、調理方法さえ間違わなければ、その伝統品種の持ち味が味わえます。
ぜひ一度、伝統品種の大根を味わいましょう。

美味しい物を選ぶには

冬は太いものを選ぼう!鮮度の良さも重要。

秋冬のものは短くても太いものが美味しい。寒ければ寒いほど大根は太くなり、味もよくなります。
この時期の青首大根は甘いから鍋やおでんで味わいましょう。
また、年間を通して鮮度のよいのを選ぶのも重要です。
葉のきれいなものが鮮度のよいものです。
あとは大根の頭の方(葉の方)が鮮やかな緑色で、大根本体がきめ細かいものがお薦めです。

■ 葉っぱのきれいなものが鮮度のいいものです。
■ きめの細かいものを選びましょう。
■ 毛根の少ないものもいい大根です。
■ 冬場の大根は太っている方が美味しい。

お問い合わせ

杉本青果店についてのお問い合わせは、こちらで受付ております。

03-3881-3216

営業時間:9:00~20:00 ※日曜日のみ定休

メールでのお問い合わせ