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中央アメリカが原産といわれているサツマイモ。
南アメリカ大陸、ペルーから東南アジア・中国をへて、1600年代初めに沖縄(当時の琉球王国)や九州に伝来しました。
どんな土地でも作れるサツマイモですが、どこでも美味しいものが作れるわけではありません。
火山灰で出来た土壌でなければ美味しいサツマイモにはならないのです。
関東なら、関東ローム層。
鹿児島も桜島の噴火で作られた土壌(洽良ローム層)だから美味しいんです。
サツマイモの品種は、いろいろありますが現在一般的なのは「紅東(べにあずま)」です。
これは蒸かし芋に向く品種。
焼き芋に一番むくのは「高系14号」という品種です。
中でも高系14号を親として作られた選抜高系14号の「鳴門金時(なるときんとき)」、「五郎島金時(ごろうじまきんとき=加賀野菜)」は焼き芋にするととても美味しいです。
品種によって美味しい食べ方が違うので、手に入れたサツマイモの品種によって料理法を変えましょう。
品種によって例外もありますが、サツマイモは採れたての時は粉質で甘みが少なく、貯蔵して粘質に変わると甘みがでてきます。ホクホクのサツマイモが好きな人は、出始めに買ってもいいのですが、甘いのが好きな方は収穫期から数ヶ月たってから買いましょう。
■ 両端がしっかりしているものを選びましょう。
寒さに弱いサツマイモ、両端からしもげていくので、この部分がしっかりしていないものはだめです。
■ 完熟したものが美味しいサツマイモ。紅東なら、濃いあずき色のものやチョコレート色のものが
熟物です。赤い感じの物が好かれますが完熟ではないから選ばないように。