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中国あるいはエジプトが原産と言われているレンコン。
日本には2000年以上前に伝来したと言われています。
本格的に栽培されるようになったのは明治時代以降。
この頃から、古くからあった在来種は減って、中国からの導入種が主流になりました。
今、一般的にレンコンって言っているのはこの中国種です。
中国種のレンコンの特徴は、シャキ感があること。
煮しめやキンピラにしてサクサク食べます。
対して日本の昔からある伝統種は、モチモチしていて糸を引きます。
伝統種としては金沢の「加賀れんこん」や新潟の「大口れんこん」があります。
大口レンコンは東京にも入荷しますが、加賀レンコンはほとんどきません。
買いたい時は、金沢の近江町市場で買うしか方法はありません。
柔らかくて美味しいレンコンです。
レンコンといえばお節料理の定番。
全生産量の1/3とか半分ぐらいは年末からお正月にかけて消費されています。
天ぷらやキンピラにして食べると美味しいですから、お正月以外もどんどん食べましょう。
レンコンは、少ないものでも3節、多いもので5節連なっていますが、その一節一節がふっくらしているのがいいものです。
ずんどうなレンコンの方が使いやすいですが、一節一節がポコポコしているものを買いましょう。
■ 芽先に近いものの方が柔らかくて美味しいです。
しっぽ(最後尾)の方と、分けて売られていたら、芽先に近い方を買いましょう。
■ 小ぶりのものがお薦めです。全体に節が少ないから柔らかいです。
Lサイズくらいの大きさになると最後尾がかたく筋っぽくなります。
■ 収穫してから日数がたてば色も悪くなり、味も落ちます。なるべく近くの産地のものを買いましょう。